2年ほど前から特許業界の仲間向けにpythonの勉強会をしていました。本サイトはその連絡用に立ち上げたサイトです。
しかしながらコロナ禍となり勉強会の開催もできず様子を見ておりましたが、再開できないまま1年近くたってしまいました。それに伴い、サイトの更新も1年近く止まったままでした。
再開を模索しながらこのサイトをどうしようかと管理画面を見ていたところ日々一定のアクセスがあることがわかりました。「python × 特許」、「python × 知財」の検索キーワードでたどり着いている人が多いようです。実際それらのキーワードでgoogle検索するとこのサイトが上位に来ています。
それならばと、これまで限定的であったこのサイトの情報を多くの皆様に役に立つ情報となるように変更することにしました。
予定としては当初はpython初心者レベルでもできる特許情報の処理についての解説を定期的に挙げて行こうと考えています。
しばらくは以前のエントリに書いたおすすめ本「退屈なことはPythonにやらせよう」の後半部分が対応する内容となります。この内容を特許データを処理する例を挙げながら応用した形で解説しようと考えています。
※「退屈なことはPythonにやらせよう」はこの記事エントリの2か月後(2021/3)くらいに第2版がでるようです。買うかは悩ましいですね。。
主な項目は以下を予定しています(順序は未定です)。
- 正規表現によるテキストデータ処理
- スクレイピングによる情報の取得
- CSVの処理
- エクセルファイルの処理
- CSV,エクセルのデータの集計結果のグラフ表示
なお、この本の前半部分はpythonの基礎的な事項の説明となっています。このサイトではpythonの基礎の部分の記事は書かないこととします。
この本の前半部分で学習するのもよいですし、ほかにも基礎的なことを解説した書籍などは多くあります。どの本でもそれほど大差はないと思いますが、あまり詳細に書き過ぎた本は初期の独学には向いていないので注意しましょう。
また有料になってしまいますが、Udemyやドットインストール、PyQなどの動画学習サイトも有用かと思います。少なくとも1人で本で学ぶよりは効率がよいです。
また、もしjupyter notebookが使えるのであれば(使えるようになったのであれば)、このサイトの過去の勉強会の案内記事に私が作成した.ipynbファイルを置いていますので参考にしていただけるかもしれません。
それではこのサイトの今後にご期待ください。