pythonの実行環境について

投稿者: | 2021年1月27日

pythonの実効環境

pythonを始めるにあたってはまず実行環境を用意する必要があります。今回はその方法について外部サイトを参照しながら説明します。

pythonの実効環境としては大きく2つあり、PyPIモジュールとanacondaプラットフォームがあります。本サイトではpythonの環境としてanacondaを使用します。

PyPI vs anaconda

PyPIはベーシックな実効環境で汎用的なプログラミングに向いています。
python入門とある書籍やオンライン講座などの多くはこの実効環境で説明しているものが多数です。実行する際にはコマンドプロンプト(ターミナル)を用いますが、プログラミング初心者の方だとコマンドプロンプト自体になじみのない方も多いかもしれません。

一方、anacondaはデータサイエンスや機械学習のためのモジュールを含んだパッケージです。

もちろんPyPI環境でもデータサイエンスの処理はできるのですが、自身でライブラリを選択して追加インストールする必要があるので、環境構築としてはやや手間とスキルが必要となります。その点anacondaは詰め合わせパッケージのイメージでデータ処理などで必要となる環境を簡単に構築できます。

またanacondaを推奨する別の理由としては皆さんの実効環境を統一できるのでこちらの説明を一元化できるということもあります。したがって本サイトでのプログラミング説明時に必要なライブラリの追加などはanaconda環境前提で説明します。PyPI環境で実行される方は適宜説明を読み替えて対応してください。

なお、PyPI vs anaconda については公式のHPに記事がありますのでご興味ある方は読んでみてください。

https://www.python.jp/install/docs/pypi_or_anaconda.html

anaconda のインストール

まずはanacondaのサイトからインストーラをダウンロードしましょう。

https://www.anaconda.com/products/individual

このページで「download」ボタンを押すか最下部まで移動するとダウンロードするインストーラを選択できますので自身のOSに対する適当なものを選択しましょう。

ダウンロードが完了したらインストーラをダブルクリックして実行します。
あとは特に案内されるままに進めていけば問題ないかと思います。

インストール後はコマンドプロンプト(以降macではターミナルと読み替えてください)でpythonと入力して以下のように表示されればOKです。これはpythonのインタープリターが起動された状態です。
ひとまず以下のように入力して表示されることを確認してください。
>>> となっているのは入力待ち状態です。定番のprint(‘Hello World!’)を入力し、表示されれば成功です!

C:\Users\user>python
Python 3.8.5 (tags/v3.8.5:580fbb0, Jul 20 2020, 15:57:54) [MSC v.1924 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> print('Hello World!')

なお、インタープリターから抜けるときはquit() と入力します。

これでanacondaがインストールされ、pythonが使えることが確認できました。

※オンサイトで勉強会をしていた時のメンバーであった英究特許事務所の小島氏がインストール方法をまとめていますのでこちらもご参照ください。

http://lib.aq-patent.com/2020/07/python-start-up/

jupyter notebook

jupyter notebook とはブラウザ上でpythonを実行できる環境です。

プログラムを記述しながら逐次実行し、その結果をインタラクティブかつグラフィカルに確認することができます。

またドキュメントも記述して同時に保存することができるのでpythonを実行してデータを分析した結果をソースコートとドキュメントを一体のものとして共有することができます。

jupyter notebookの起動はmacの場合はターミナルにて「jupyter notebook」と入力します。
windowsの場合はスタートメニューから「anaconda3」→「jupyter notebook」と選択するか、「anaconda prompt」を選択してプロンプトを起動後「jupyter notebook」と入力するかのどちらかで起動します。

ブラウザにて以下の画面が表示されればOKです。表示されるフォルダはホームディレクトリになります。

jupyter notebook 上でのpythonの動作

次回からはjupyter notebook上で動作するプログラム(ipynbファイル)を提供して、実際に特許のデータを扱いながら説明を進めていきます。

jupyter notebookの使い方等はここでは詳しく説明しませんが、今後必要に応じて適宜説明する予定です。

できれば自分で触りながら遊んでみることをお勧めします。以下のサイトや動画が参考になりますので色々試してみてください。

https://techacademy.jp/magazine/17430

https://www.javadrive.jp/python/jupyter-notebook/

ipynbファイルとpython基礎編

jupyter notebookで記載した内容は.ipynbの拡張子で保存されます。またipynbファイルを読み込むことで他者が作ったプログラムを再現することもできます。

以下は以前勉強会をやっていた時に作成したipynbファイルです。このサイトでの入門おすすめ本である「退屈なことはpythonにやらせよう」の第1章から6章のpythonの基礎の部分に対応しています。もしこの本でpython基礎を勉強される際は合わせて見ていただくことで理解がしやすくなると思います。

また、先ほど紹介した小島弁理士がここの勉強会でやった題材で「python奮闘記」という記事を書かれています。実際に特許データを使った処理もされているので参考になるかと思います。

http://lib.aq-patent.com/2020/10/python_introduction/

まとめ

以上がpythonの環境構築についての説明でした。これでpythonを実際に動作させることができるようになりました。

このサイトではpythonの基礎についてはまとまった説明はしません。前回記事で紹介した書籍や動画、ウエブサイトなど優れた情報ソースがありますので是非実際に動かしながらpythonの基礎を勉強してみてください。上記のipynbファイルも参考になるかと思います。

もしそうした勉強をしなくても、今後のpythonプログラミングの説明に触れていくうちに徐々になれていき理解できるようになると思いますのでご心配なさらないでください。

それでは最後まで読んでいただいてありがとうございます。
次回はエクセルのデータをpythonで読み込み処理する方法について説明する予定です。

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